スタッフブログ

伏見のお面

リフォームプランナーの原田明美でございます。

 

以前、と言いますか、もう少々若い頃、と言いますか、とにかくどうしても伏見稲荷大社の奥宮まで行きたくて、
行ってしまったときのお話です。

朝一番からお詣りに行かれるようにと、伏見稲荷の近くに宿をとりました。

夕食をとろうと夜の伏見の町に出ましたが、駅を挟んだ反対側は、観光客にはあまり縁の無さそうな場所で、
ここ一軒しかないかも?と思ったお店の暖簾をくぐりました。

ご夫婦でされているそのお店は、日本酒はなぜか白鶴しかありませんでしたが、近くに生活していても伏見稲荷には
一度も行ったことがない!という板前のご主人の料理は美味しくて、世間話などしながらいただいていました。

すると、何やら背後から視線を感じるのです。

ふと振り返るとこんなお面が!壁に飾られていました。

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お能の面です。

 

 

 

 

 

 

 

 

若い女性のものだとは知っていましたが、
なんと設定は16歳くらいの娘だそうで、
思ったより大人っぽいのでびっくり!

 

 

 

 

関東には美味いものなんてないでしょう?と、いかにも京都人っぽい事を言ってくれる^^;板前のご主人が、趣味の
お稽古でお能をたしなむというので二度びっくり。

そして自分の面(おもて)は、自分で作るというので三度びっくりです。

ここに飾られたお面は全て、板前ご主人の手造りなのですって。

楽器を演奏する人の多くが、その楽器を自分で作ったり直したりするというのは聞いたことがありましたが、お面もそうなのですね~

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こちらは、中年男 というざっくりとしたカテゴリーのお面だそうです。

確かに「中年男」の色々が見えるようで(^^;)お上手。

 

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そしてこちらはいわゆる翁(おきな)のお面で、おじいさんだったり、お坊さんだったり、時には神様だったりするのだそうです。

 

人間は大人になって、もっともっと大人になると、だんだんホトケ様に近づいて行くものだとは思っていましたが、
神様にもなるなんてちょっと素敵だな~と思いました。

 

伏見稲荷大社に行く前夜に、神様に出会ってしまったのかもしれない、原田明美でした。

 

 

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